50歳なんて、お嬢さんよ!
もし時間を戻せるなら、50歳に戻りたい!
先日寄ったクリーニング屋さんの、60代前半の奥様が雑談の中でつぶやいていた言葉です。
子供や家庭優先の生活から解放されつつあって、ある程度のゆとりがあり、まだ40代の体力も残っている。そんな50代は、いちばん楽しめる年代だと思うからだそうです。
私もまだお嬢さんか…もうオバサンだから、なんて言っていられないな!
アラフィフの私は、なんだか若返ったようでちょっぴり嬉しくなりました。
まだまだ謳歌しなきゃ、もったいない!
そこで、自分が目指したい、魅力的な50代について考えてみました。
あなたの、理想のアラフィフを考えるきっかけになれば幸いです。
1.ナチュラルな健康体。
外見については、劣化するのは事実なので、年齢を受け入れ、それに抗うのではなく、だからといって諦めるのとも少し違う気がしています。
年相応の健康体でいられるための努力を、さりげなく励行している人は素敵です。
姿勢がよくて、清潔感があって、元気。それだけでいいかな、と思います。
2.内面が、外見に反映されてくる。
年齢を重ねてくると、美人もおブスも距離が縮まってくるように思うのです。
逆に、内面や生き方というものが、顔つきや所作に表れてくると感じます。
内面の魅力的な女性…理想をあげればいくつも思い浮かんできますが、ベスト5をあげてみました。
2-1.機嫌のいいひと。
自分の気持ちの面倒を自分でみられるのが、オトナだと思います。
他者に依存せず、精神的に自立しているように映るからです。逆に、不機嫌を醸し出すのは未熟だと感じますよね。
そのためには、自分をよく知り、自分との付き合い方が上手であることだと思います。
私もまだまだですが、自分のご機嫌は自分でとる!と決めて、イライラしたり、へこんだり、疲れたりしたときの対処法を、いくつか用意しています。
食べたいものを食べる、音楽を聴く、お風呂に入る、散歩にいく、などちょっとしたことでも、意外に気分はすぐに変わっていく気がします。
笑顔でいることが、自分にとっても周りにとっても、いいことばかりですね。
2-2 .年齢に応じた経験・知見がある人。
様々な人生経験を重ねてきて、その上に今の自分がある、と静かに誇りをもっている人はカッコいいと思います。
50代にもなれば、みんな一筋縄ではいかないことも、色々乗り越えてきましたよね。
その経験を肯定して、自分なりの価値観や知見を持っている人に憧れます。
私も、今までの逆境すべてを血肉にしていけたら、と思います。
2-3人の話を聞ける人。人に寛容な人。
話上手じゃなくとも、聞き上手な人は魅力的だと思います。
私も、自分の話を最後まで聞いてくれる人に好感をおぼえます。
また、人には誰しもその人なりの事情や背景などがあり、そのことを察して、寛容に接することができる人に、器量を感じますね。ただ甘やかすのとは違って、相手の気持ちを理解したり、相手を認めたり許したりできることだと思います。
自分が、相手から与えられているものに、気づける人でもありたいですね。
2-4.新しいことへの好奇心を、失わない人。
なにより、老いぼれない秘訣は、新しいことにチャレンジする好奇心を持っていることだと思います。
ついつい初めてのことは不安だしや面倒なことは億劫で、現状維持での安泰を求めてしまいがちかもしれません。
でも、ワクワクすることやドキドキすることって、やっぱり楽しいですよね!
小さなことでも、変化を求めたり、何かに挑戦したりしてアップデートできている人は、魅力的だと思います。
2-5.さりげなく、目立たないことができる人。
誰かのためや世の中のために、人知れずさりげなく、目立たないことを静かに続けられる人は魅力的だと思います。
どんな小さなことでもいいと思います。
私の好きな言葉に「一隅を照らす」というものがあります。
天台宗の開祖・最澄が残した言葉で、「片すみの誰も注目しないような物事に、ちゃんと取り組む人こそ尊い人だ」という意味だそうです。
年齢を重ねてからこそ、自分自身にも周りにも、そっと揺るぎない灯りをともせる人でありたい、と思います。
3.まとめ
やや抽象的、概念的になりましたが、私が考える「年を重ねても魅力的な人」についてあげてみました。
アラフィフ世代は、まだまだこれから!いつまでも、人生を楽しむワクワクを求めていきたい。
一方で、若い時では習得できなかった深みや円熟味も手に入れられたら、もっと日々に豊かな味わいが加わりそうですね。
自分の考えをまとめてみて、さらに理想がはっきりしました。
読んで下さった方々が、素敵なアラフィフ世代を謳歌するための、思考のきっかけになれれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。